一般社団法人たまにが参画する研究開発プロジェクト「誰もが当事者になれる『まちのケア』システムの構築と実装」が、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)社会技術研究開発センター(RISTEX)「ケアが根づく社会システム」のプロジェクトとして採択されました。研究代表者は今村晴彦氏(長野県立大学)、実施期間は2026年10月〜2031年3月です。
▼領域URL
https://www.jst.go.jp/ristex/care/
▼プレスリリースURL
https://www.jst.go.jp/ristex/info/press/20260930_01.html
プロジェクトのビジョン
ケアに関わる制度が整うほど、ケアは専門職と行政の仕事になり、「ケアする側」と「される側」が固定され、「ケアを担うのは自分ではない」という無意識の前提が地域からケアを退かせている──。私たちは、このプロジェクトに集う皆さまと共に、この前提そのものを問い直します。
保健補導員発祥の地である長野県須坂市と長野市善光寺門前をコアフィールドとし、システム思考・システムダイナミクスを最大限に活用しながら、住民・専門職・行政が自分たちのまちのケアを自ら捉え直し学び続ける仕組みを構築・実装することを通じて、年代や立場を問わず、誰もが「まちのケア」の当事者になれる社会への変革を目指します。
たまにの役割
たまには、システム・ダイナミクス(SD)を用いて「まちの学習機能」を創出する手法の開発と実装を担うグループ②を担当します。地域の関係者と対話を重ねながら、ケアを取り巻く構造を一緒に描き(グループ・モデル・ビルディング)、得られた気づきをSDモデルとシミュレーション環境に落とし込みます。様々な未来のシナリオを主体的かつ柔軟に試せる仕組みと場を構築・ファシリテーションすることを通じて、住民が自らのバイアスやメンタルモデルに気づき、枠組みから問い直すダブルループ学習を促し、住民自身が未来を選び直せる地域をつくります。
グループ②のメンバー
・佐竹麗(一般社団法人たまに 代表理事/慶應義塾大学大学院 システデザイン・ネジント研究科 特任助教)※グループリーダー
・真鍋薫子(一般社団法人たまに 理事/慶應義塾大学大学院 システデザイン・ネジント研究科 特任助教)
・松尾英里子(一般社団法人たまに 理事)
・江口潤(Ikerumono合同会社)
・高橋裕(専修大学/日本システム・ダイナミクス学会会長)
・小田理一郎(有限会社チェンジ・エージェント/大学院大学至善館 特任教授)
研究代表の今村晴彦氏(長野県立大学)、新雄太氏(東京大学/グループ①)、加藤徹生氏(一般財団法人REEP財団/グループ③)らと手を携えながら、長野から、素朴なケアがより豊かに根付いた未来を目指します。
今後、進捗は本サイトでもお知らせして参ります。




