2022年12月10日、小金井市にお住まいのなほさんが、お友達のゆーこさんと一緒にご自宅の前でたまにカフェを開催してくださいました。メニューは黒焼玄米茶(3時間玄米を炒って煮出したもの!)とゆーこさんお手製のミニケーキです。たまにカフェを開くことにした背景や、当日、そしてその後の様子を、なほさんにお伺いしました。
挨拶の一歩先の関係をつくりたい
小金井市に引っ越して1年、子育てをしながら過ごす日々のなかで、「周りに住んでいる方との交流がなかなか持てない。特に昔から住んでいらっしゃる高齢の方との接点がない」という課題意識があったといいます。いわゆる“ワンオペ育児”で“孤育て”状態だったこともあり、「挨拶の一歩先の関係を地域の中でつくれたら」という思いがありました。
ゆーこさんとは、以前から「いつかカフェやりたいよね〜」と話をしていたそうです。そんななか、「たまにカフェ」の取り組みを知り、早速一緒に挑戦することにしました。
お祭りみたいで楽しい!
「やってみていかがでしたか?」とお伺いすると、「お祭りみたいで楽しかったです!」という言葉が真っ先に返ってきました。当日はLINEで呼びかけたこともあって、顔見知りのご近所さんが何人も立ち寄ってくれたほか、これまで接点のなかった方とも自然に会話が生まれたそうです。
「自宅ができる前の土地のこと教えてくれるおじさんや、星占い講座をやっている方、新居を建築中のご夫婦など、たった3時間だけどいろんな人と接点を持てて面白かったです」。カフェをやりたいという野望が叶ったのも嬉しかったそうです。「描いてもらった看板もすごく良かった。あれでぐっとカフェっぽくなりました」。

暮らしの中の安心感も変わってくる
なほさんが印象的だったと話すのは、「たまにカフェ」が持つ“つながりをつくる装置”としての力です。「カフェという形を借りることで、人が自然に集まり、交流が生まれる。名前や家族のことがお互いに分かる関係になると、暮らしの中の安心感も変わってくると思います」。子育てのしやすさや、いざという時に助け合える関係性づくりにもつながっていく可能性を感じたといいます。
実際、今回のカフェ開催をきっかけに、なほさんは町内会に入ることになったそうです。「これまで挨拶だけだった関係から、もう少し踏み込んだつながりができてきた実感があります」。地域の中には、昔から住む方と新しく越してきた世帯とのあいだに、見えない距離があることも感じていたそうですが、「その間をつなぐ“蝶番”のような存在になれたら」と、これからへの思いも語ってくださいました。
“たまに”よりひとこと
カフェ当日は寒いながらも、気持ちよく晴れた絶好のカフェ日和。じっくり煮出した温かい黒焼玄米茶が、身体に染み渡ってとっても美味しかったです。なほさん、ゆーこさんがご近所の方と積極的にお話しされている姿も印象的でした。
たまにカフェを終えた直後に、なほさんが「こういう取り組みがもっと広がるといいと思う!」とご自身のSNSに書いてくださったことも、本当に嬉しかったです。
なほさん、ゆーこさん、改めて本当にありがとうございました!
開催概要
- 日時:2022年12月10日(土)12:00〜15:00
- 場所:東京都小金井市
- 店主:なほさん、ゆーこさん
- 来場者数:約30名
文:真鍋 薫子





